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父親講演会 | 逗子開成中学校・高等学校

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逗子開成では年に一度、PTA主催で「父親講演会」が開催されます。

日々変化・成長していく息子とどう向き合っていくか、同じ思いを共にする同士で改めて考える貴重な機会となっています。

本年は 「父親として思春期の子どもにどうかかわるか」がテーマでした。

以下、会を主催されたPTAの方からのご報告です。

本校PTAでは毎年6月に(父の日に因んで)外部より講師の方をお招きして、お父様方を対象にした講演会を開催しております。

 

今年度は「親業訓練協会」インストラクターの草柳明彦先生を講師としてお迎えし、「父親として思春期の子どもにどうかかわるか」をテーマにお話しいただきました。

 

子育ての課題として必ず挙がるテーマは子供たちの「自律~自立」です。この度の草柳先生の講演でも、「親の価値観を押し付けることなく」「しっかりと傾聴し」「子供の自主性を尊重し」「子供の自律(自立)に繋げる」というようなお話がありました。

 

子供たちの自律という観点で言えば、本校の土曜講座も「自分の将来を見つめる機会を作る」という点において「自律を促すカリキュラム」と言えるでしょう。ほかにも本校の特長とも言える遠泳やOPなど海洋教育も含め、逗子開成では子供たちの自律を促す校風が他校に比べて強いように思います。

 

しかしながら、子供の自律にとっての一番の課題(難敵?)は何なのか、と言えば私たち「親自身の忍耐」なのではないでしょうか。勉強しなさいと口うるさく言ってしまったり、親自身の価値観を押し付けてしまったり……。草柳先生のお話の中でも、子供の言葉への傾聴のシーンなど、親の側の忍耐が試されるのだと感じました。

 

親による自覚なき過干渉が子供の自律を阻害するケースは非常に多く、この度の講演会での質疑応答からも、皆さん、同じような悩みを持っていることが窺えましたし、そこに共感したり安心したりすると共に、新たな決意や覚悟を持たれたお父様も多かったようです。この講演がお役に立てたのであれば幸いです。